この週の東京市場は、為替介入への警戒やトランプ氏の発言に伴う急速な円高、主要企業の決算発表、そして衆議院選挙の公示などが重なり、日経平均株価が上下に大きく振れる展開となりました,,。
先週の市場タイムライン(1月26日〜1月30日)
1月26日(月):介入警戒による円高と大幅反落
- 背景: 前週末に日米当局が為替のレートチェックを行ったとの観測が広がり、介入への警戒から円高が進行しました。
- 市場の動き: ドル円が155円、さらには154円を割り込む円高(一時153円80銭台)となったことが嫌気され、輸送用機器などの輸出関連株を中心に売りが優勢となりました。
- 結果: 日経平均は一時1,190円安となる場面があり、日経平均・TOPIXともに3日ぶりの反落となりました。
1月27日(火):衆議院公示と安値からの切り返し
- 背景: 衆議院選挙が公示されました。為替市場では円高の流れが続いていました。
- 市場の動き: 売り先行で始まり、両指数とも前日の安値を下回る場面がありましたが、すぐに下げ渋りプラスに転じました。
- 午後: 為替が154円台半ばまで円安に戻すと、225先物や値がさの半導体関連株に買いが入り、日経平均はこの日のほぼ高値で終えました。
- 結果: 日経平均、TOPIXともに反発しました。
1月28日(水):トランプ発言とASML決算による明暗
- 背景: トランプ米大統領のドル安容認とも取れる発言を受け、一時1ドル=152円10銭まで円高が急進しました。
- 市場の動き: 円高を嫌気し売り先行で始まり、日経平均は一時545円安(52,788円)となりました。
- 午後: オランダの半導体製造装置大手ASMLの好決算を受け、半導体関連株に買いが入りました。
- 結果: 日経平均は小幅続伸しましたが、TOPIXは市場の86%が値下がりする全面安となり反落しました。
1月29日(木):アドバンテストの好決算による押し上げ
- 背景: FOMC(連邦公開市場委員会)は予想通り現状維持となりましたが、前日に買われたASMLが本国市場で下落したことが重石となりました。
- 市場の動き: 売り先行で始まり、日経平均は一時368円安となりましたが、前日に好決算を発表したアドバンテストが買われ、指数を押し上げました。
- 結果: 日経平均は3日続伸、TOPIXは反発して取引を終えました。
1月30日(金):月末・週末のポジション調整
- 背景: 月末・週末が重なり、ポジション調整や決算発表を受けた個別株の売買で方向感のない展開となりました。
- 市場の動き: 日経平均は午前中に214円高から452円安まで激しく上下しました。午後は買い戻しが入りましたが、一部の半導体株の下落が重石となりました。
- 結果: TOPIXは上げ幅を広げて続伸しましたが、日経平均は4営業日ぶりに反落しました。