2026年2月23日から2月27日までの「先週の市場の動き」についてタイムラインを作成します。
この週の東京市場は、米国のハイテク株高や日銀の人事報道などを背景に、日経平均株価が連日で史上最高値を更新し、一時は6万円の大台に迫るなど、極めて強い上昇気流に乗った一週間でした。
先週の市場タイムライン(2026年2月23日〜2月27日)
2月23日(月)
- 概況: 国内市場は祝日のため休場でした。
2月24日(火):3連休明けの底堅い反発
- 背景: 米国市場でのAI投資への警戒や、トランプ大統領による新関税への不透明感から、米主要指数が下落した流れを受けました。
- 市場の動き: 売り先行で始まりましたが、すぐにプラスに浮上して上げ幅を拡大しました。日経平均は57,000円台を回復し、午後には一時595円高(57,421円)となる場面がありました。
- 結果: 取引終了にかけては売り物に押され、上げ幅を縮小して取引を終えました。
2月25日(水):初の58,000円台到達と最高値更新
- 背景: 米国の半導体株指数(SOX指数)が最高値を更新したことが好感されました。
- 市場の動き: 日経平均は半導体関連の値がさ株が牽引し、午前中に58,000円台に乗せました。昼休み中に日銀審議委員の人事が伝わると、これを好感した買いが先物に入り、一時1,554円高(58,875円)まで急騰しました。
- 結果: 日経平均は続伸し、史上初めて58,000円台で取引を終了。過去最高値を更新しました。
2月26日(木):一時59,000円突破、6万円を射程に
- 背景: 米国のソフトウェア関連株の上昇や、SOX指数の連日最高値更新が材料視されました。
- 市場の動き: 取引開始早々に、史上初となる59,332円(749円高)まで上昇し、6万円の大台に接近しました。
- 結果: 買い一巡後は利益確定売りに押されて伸び悩み、日経平均は一瞬マイナスに沈む場面もありましたが、終盤に持ち直しました。TOPIXも取引時間中に過去最高値を更新しました。
2月27日(金):悪材料を跳ね返す大逆転の最高値更新
- 背景: 米エヌビディアが好決算発表後に5%超下落したことが嫌気され、強い売り圧力となりました。
- 市場の動き: 日経平均は一時622円安(58,130円)まで売り込まれました。しかし、プライム市場の90%近い銘柄が上昇する全面高の展開となり、午後には買い戻しが優勢となりました。
- 結果: 日経平均は4日続伸し、3日連続で過去最高値を更新。TOPIXも4日続伸し、過去最高値を更新して一週間を締めくくりました。
週末の重大ニュースと今週への影響
- 地政学リスクの激化: 2月28日、米国とイスラエルによるイラン攻撃で最高指導者ハメネイ氏が死亡し、イランがホルムズ海峡を閉鎖したと報じられました。
- 今後の焦点: この情勢悪化により、今週(3月2日週)は原油価格高騰への警戒や地政学リスクによる売り圧力が予想されます。