2026年3月2日から3月6日までの「先週の市場の動き」についてタイムラインを作成します。
この週の東京市場は、中東での地政学リスクの急上昇により、週初から大幅な下落に見舞われましたが、週後半には停戦への期待などから自律反発を見せるという、非常にボラティリティの激しい一週間となりました。
先週の市場タイムライン(2026年3月2日〜3月6日)
3月2日(月):地政学リスクによる急落
- 背景: 2月28日に米国とイスラエルがイランを攻撃したことで、地政学リスクが急速に高まりました。
- 市場の動き: 日経平均・TOPIXともに売り先行で始まり、日経平均は一時1,564円安(57,285円)まで下げ幅を広げました。
- 結果: 午前に58,000円近くまで値を戻しましたが、午後は上値が重い展開となりました。最終的には、かろうじて58,000円台を維持したものの、両指数ともに5営業日ぶりに反落しました。
3月3日(火):ホルムズ海峡封鎖によるさらなる下落
- 背景: イラン革命防衛隊がホルムズ海峡を封鎖したとの発表が嫌気されました。
- 市場の動き: 日経平均は58,000円を割り込んで開始し、下げ止まらない展開となりました。午後には一時1,965円安(56,091円)を記録しました。
- 結果: 取引終了間際のクロージング・オークションでわずかに下げ幅を縮めましたが、大幅な続落となりました。
3月4日(水):一時2,600円超の暴落
- 市場の動き: 前日からの下落の流れが続き、大幅な売り先行で始まりました。
- 安値の更新: 午後の取引開始早々に一時2,660円安となる53,618円まで売り込まれました。
- 結果: その後は54,000円を挟んだ小動きとなり、下げ渋って取引を終えました。
3月5日(木):停戦報道による劇的な反発
- 背景: イランが米国に対し、停戦に向けた対話の用意があるとの報道が伝わりました。
- 市場の動き: 買い戻しが先行し、日経平均は958円高でスタートした後、一時2,374円高(56,619円)まで上げ幅を猛烈に広げました。
- 結果: しかし、買い一巡後は米株先物の軟調さから警戒感が広がり、高値から1,300円ほど上げ幅を縮小して終了しました。
3月6日(金):原油高を跳ね返し続伸
- 背景: 戦闘長期化の懸念から原油先物(WTI)が80ドルを突破し、米国株が下落した流れを受けました。
- 市場の動き: 売り先行で始まり一時764円安となりましたが、すぐに買い戻しが優勢となり、午前中にプラス圏へ浮上しました。
- 結果: 午後は米株先物のプラス推移が安心感につながり、日経平均・TOPIXともに続伸して一週間を終えました。