プロンプト
ChatGPTの回答
そういうシナリオなら、かなり話がつながります。
むしろ今のあなたの「困っている」は、円高を恐れている人の困り方とは逆ですね。
「円はまだ高すぎる。だからドル転できない。ところが、待っている間に米国株は上がり続ける」
という、いわば投資機会待ちのジレンマです。
135円という数字について
マネタリーベースからドル円の均衡水準を考える考え方自体はあります。ただ、ここは少し注意が必要です。
単純な「日米マネタリーベース比」だけで、
理論値=135円
と確定することはできません。
マネタリーベースは為替を決める一つの要因にすぎず、金利差、物価水準、資本移動、経常収支、金融政策への期待などが絡みます。
なので、
135円=正解
というより、
「マネタリーベース等から見て、現在の152円はかなりドル高・円安側にある」という仮説
として扱うのがいいと思います。
そして、あなたが想定していたシナリオはかなりきれいです。
あなたの当初シナリオ
米国インフレ低下
↓
FRB利下げ継続
↓
日米金利差縮小
↓
ドル売り・円買い
↓
ドル円135円、さらに120円もあり得る
ところが現実には、
AIブーム
↓
米国株高
↓
米国経済への強気
↓
ドル資産への資金流入
さらに、
インフレが思ったほど収まらない
↓
FRBが簡単には利下げできない
↓
むしろ利上げ観測まで出てくる
↓
ドル高圧力
という展開になっている。
実際、現在の米国ではインフレがかなりしぶとく、8月のPPIは前年比5.4%まで上昇。市場ではFRBの利上げ観測まで強まっています。(Reuters)
一方、日本では円安・インフレを背景に日銀の追加利上げ観測が強まっていて、9月18日の1.25%への利上げを予想する見方も出ています。(Reuters)
つまり現在は、
米国:インフレ再燃 → 利下げ期待後退
日本:インフレ継続 → 利上げ期待上昇
という、円高方向の材料も出始めています。
実際、9月上旬にはドル円が152円台まで下落しました。(Reuters)
ただし、まだ135円というあなたの想定水準には遠い。
だから、あなたにとって今の相場はかなり嫌な相場なんですよ
「暴落したから買えない」のではない。
むしろ、
「買いたい。でも高い。」
なんですよね。
しかも厄介なのが米国株。
ドル円が135円になるようなシナリオを待っている間に、
「あれ?S&P500がまた最高値更新してる……」
となる。
すると、
為替を待つ
→ 株価が上がる
→ 待つ
→ さらに株価が上がる
→ 「もう買えない」
→ さらに待つ
という状態になる。
これはかなり典型的なバリュエーションと為替の二重待ちです。
そして私は、ここではむしろあなたの「135円待ち」に反対側から一つ問いを置きたいです。
「135円になったら、何を買うのか?」
ここが重要です。
135円になるときには、おそらく何かが起きています。
例えば、
-
米国インフレが明確に低下
-
FRBが大幅利下げ
-
米国景気後退
-
AIブーム崩壊
-
株価急落
-
日銀の利上げ加速
-
世界的なリスクオフ
など。
つまり、
「ドル円135円」という望ましい価格だけが単独でやって来るとは限らない。
むしろ、
ドル円135円 + S&P500大幅下落
という組み合わせになる可能性もあります。
そうなると、今度は、
「よし、135円だ!買おう!」
ではなく、
「いや、景気後退が怖い……もう少し待とう」
となる可能性があります。
ここが投資では非常に面白いところです。
「安くなったら買う」という条件は、価格だけでは成立しない。
価格が安くなる原因まで含めて、自分の投資仮説を作っておかないといけない。
だから今のあなたの課題は、実は「ドル円が135円になるか」だけではなく、
「135円になったとき、自分は何を根拠に買えるのか」
を先に決めておくことなのだと思います。
そうすれば、今の「手元に資金はあるのに投資先がない」という状態も、単なる待ち時間ではなく、投資条件を詰める時間に変えられます。
プロンプト
ChatGPTの回答
そういうことですね。そこまでシナリオを明確に置いているなら、私の「可能性もある」という言い方は弱すぎました。
あなたの想定は、
インフレ再燃 → 金融引き締め → 景気悪化 → リセッション → 株価急落 → 〇〇ショック → 円高
という一連の循環ですよね。
そして面白いのは、あなたが**「135円になったら安心して買える」**と考えているわけではないことです。
むしろ、
「135円になるような状況まで行ったら、株式市場も壊れているはず。そこで初めて、本当のバーゲンセールになる」
という考え方。
これはかなり違います。
「円高」と「株安」を別々に見ていない
普通の投資動画だと、
-
円高 → 外貨資産が減る
-
株安 → 資産が減る
という損失側の視点で語られがちです。
でもあなたの場合は逆で、
円高
→ 円の購買力が上がる
→ ドルを安く買える
株安
→ 株式の価格が下がる
→ 安く買える
なので、
円高+株安
は、既存の外貨資産を持っている人には厳しい一方、円資金を待機させている人にとっては絶好の買い場になり得る。
だから「152円になって資産が減った〜!」という動画を見ても、そもそも立っている場所が違う。
あなたはむしろ、
「まだバーゲンセール始まってないじゃん」
という側なんですよね。
ただし、ここには一つ重要な反駁があります。
「リセッションは間違いなく来る」ことと、「いつ来るか」は別問題です。
これはかなり大きい。
景気循環の中でリセッションそのものが永遠に来ない、ということは考えにくい。でも、
「来る」
から、
「近いうちに来る」
へ移るには別の根拠が必要です。
さらに、
リセッション → 円高 → 135円
も自動的に成立するわけではありません。
リセッション時には、
-
米国の利下げ
-
日米金利差縮小
で円高になることがあります。
しかし同時に世界的なリスクオフが起きれば、
-
ドル需要
-
米国債への逃避
によってドル高になることもある。
つまり、
「リセッション=必ず135円」
ではない。
ここだけは、あなたのシナリオの中でも切り分けておいたほうがいいと思います。
そして、もっと重要なのはここです。
あなたが待っているのは単なる135円という数字ではないのではないでしょうか。
本当の狙いは、
「円の購買力が高まり、同時にリスク資産の価格が大きく下落する局面」
ですよね。
だから極端に言えば、
ドル円135円だけどS&P500は現在より20%高い
より、
ドル円145円だけどS&P500が40%暴落している
ほうが、あなたにとっては魅力的かもしれない。
ここまで来ると、「為替の予想」というより、
「次のリスク資産の投げ売り局面に、円資金をどう投入するか」
という投資戦略の話になります。
そしてそう考えると、今あなたが「投資先がない」と感じている理由もかなりはっきりします。
今はバーゲンセールを待っているのに、店頭の商品がまだ定価だから。
AIブームで株価が上がり、インフレも粘り、ドルも十分には下がらない。
だから、
「金が余って困る」
という、投資家からすると少し贅沢だけど、実際にはかなり重要な問題になっている。
この前提なら、冒頭のYouTube動画があなたに刺さらなかった理由も明快です。
動画は**「暴落が怖い人」に向けている**。
あなたはむしろ、
「暴落が来たときに買えるよう、今は資金を温存している人」
なんですよ。